2013年03月22日

MAKOTOLAWジャカルタ出張所 便りNo.5「インドネシア語」

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※「MAKOTOLAWジャカルタ出張所便り」とは、MAKOTOLAWの一員である池田彩(弁護士。但し、海外留学中のため、現在は登録を一時抹消中)が、月に1回ジャカルタのレポートをお届けする連載です。
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皆さま、こんにちは。池田@ジャカルタです。
MAKOTOLAWジャカルタ出張所便り、今回はインドネシアの国語であるインドネシア語についてリポートしたいと思います。

インドネシアにおいては、インドネシア語(Bahasa Indonesia)が国語とされ、行政、学校教育、マスコミ等、「公」の場面において使用されます。

他方、群島国家であるこの国においては、2億4000万の人口は約300もの民族で構成され、それぞれの民族が、固有の文化を持ち、固有の言語を使用しています。ジャワ島中央部・東部に居住するジャワ人はジャワ語を、ジャワ島西部に居住するスンダ人はスンダ語を、マドゥラ島に住むマドゥラ人はマドゥラ語を、バリ島に住むバリ人はバリ語を母語として、同民族間の「私」の場面で使用するといった具合です。
(民族固有の言語とインドネシア語とは異なるものであって、例えばジャワ語とインドネシア語はドイツ語と英語ぐらい異なると例える人もいます。)

一般に、同民族同士で築く家庭においては、当該民族固有の言語が用いられ、子供たちは小学校に入学して初めてインドネシア語を国語として学び、「公」の場で使い始めるということが多かったようですが、最近では、テレビ・ラジオの普及や他民族間交流の機会の増加に伴い、インドネシア語にもっと早い時期から親しんだり、そもそも家庭で使用する言葉がインドネシア語であるという人も増えているそうです。

034.gif


さて、それでは、インドネシア語はどのような言葉なのか、少し具体的に見ていきましょう。

まず、表記について、文字はアルファベットを使用します。

発音は、例えば母音がa, i, u, e, oと「曖昧音のe」と呼ばれる日本語の「ウ」と「エ」の中間のような音の6種類のみと少なく、中国語等のように声の高低の違いによって単語の意味が変わるということもありません。また、もともと交易用語として用いられていた言語を起源としているためか、文法もシンプルで、比較的習得しやすい言語であるとされています。

そんなインドネシア語の挨拶を一部ご紹介します。

まず、「おはようございます」は、“Selamat pagi”(読み方は、@2文字目のeを上記「曖昧音のe」で読み、A1単語目末のtは発音する直前で止めるように発音する、「スラマッパギ」ですが、ローマ字のように読んでも通じます。)。

「こんにちは(正午頃から午後3時頃まで)」は、“Selamat siang”スラマッシアン。

「こんにちは(午後3時頃から午後6時頃まで)」は、“Selamat sore”スラマッソレ。

「こんばんは」は、“Selamat malam”スラマッマラム。

日常の挨拶は、「平和で安全な」という意味の“selamat”の後ろに、それぞれの時間帯を表す言葉を付けます。朝の6時から正午頃までであれば、その時間帯を表す言葉はpagiなので、selamatの後ろにpagiを付け、“Selamat pagi”、同じく正午から午後3時頃までならsiangを、午後3時から午後6時頃までならsoreを付け、午後6時以降はmalamを付けて“Selamat malam”です。
英語の“Good morning”, “Good afternoon”, “Good evening”の挨拶をイメージすると親しみやすいと思います。

なお、「ようこそいらっしゃいました」も、同じく“selamat”を使った“Selamat datang(datang=来る)”スラマッダタン。

selamat datang.jpg

空港写真1.jpg

空港写真2.jpg



上の3枚は空港での写真ですが、1枚目上部に“Selamat datang”の文字が見えるでしょうか。
国外に出ていた後にこれを見ると、インドネシアに戻ってきたなぁと嬉しい気持ちにさせられます。
空港の建築には、ジャワ王宮の建築様式が取り入れられているとのことで、インドネシアならではの美しさに魅了されます。

さて、挨拶の紹介に戻って、こちらで生活していて最もよく使う「ありがとう」は“Terima kasih”トゥリマカシ。

インドネシアの人たちは、インドネシア人を話そうとする外国人に対して特に優しく、“Terima kasih”と言うと、にこっとして、“Sama-sama”サマサマ/“Kembali”クンバリ「どういたしまして」と返してくれます。

以上、今回ご紹介したのはほんの一部ですが、インドネシアにお越しの際には、是非インドネシア語で当地の人たちに挨拶してみてください。
インドネシア滞在の楽しさがぐっとアップすることでしょう。
posted by MAKOTOLAW at 23:26| Comment(0) | TrackBack(1) | ジャカルタ出張所
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